昨年、自転車乗りの聖地とも楽園とも言われるしまなみ海道にはじめて行ったのですが、当日は素晴らしく天気がよかったものの、折悪しくその1週間前の水害の爪痕が残っており、一部崖崩れしてたり、食べ物屋さんの類が断水で寄れなかったり、たいへん楽しかったのですがいまひとつ残念であったので、リベンジを誓ったのでした。
そして今年。去年と同様7月の3連休に宿を取り、行ったのですが、水害の爪痕こそなかったものの、今年は当日の天気が悪かった…… orz
7/13の朝。始発の新幹線(06:20)で名古屋駅から新尾道まで移動します。
輪行袋に自転車詰める。
福山で乗り換え。
新尾道に着いたところ。既に降っている……
天気予報を見ながら、なんとか土曜の夕方ぐらいまでは持たないものかと思っていたのですが……
とはいえこの時点では本降りではなく、しまなみ海道を走り始めた時点では「時々雨がぱらつく」レベルでした。
とにかく輪行解除して走り始めます。
昨年は、輪行袋を新尾道駅のコインロッカーに置いていきました。この時期背中には何も背負いたくないし、写真にあるサドルバッグでは着替えを入れると一杯で輪行袋は入らないからです。しかし今年は、天気が天気なので、いつ輪行で帰りたくなるかわからないため、ヘルメット袋にしている簡易リュックで輪行袋を背負って走りました。結果的には正解だった。
去年寄ったのと同じローソンで補給。去年は水はおひとり様2本までだったし断水でトイレも借りられなかったのですが、今年は当然そんな制限はなし。
最初の島である向島までは船で渡ります。
到着するとこ。
そして、青い線。これを辿れば今治まで行ける。この場所に関する限り、ほぼ消えかけてますが。
因島大橋。この橋は自転車は橋の下を通ります(去年の記事には写真もあります)。
去年は開いてなかったお店で、
はっさく大福をいただく。
去年と違い、トイレが機能しているのは助かります。
しかし、この辺から本格的に降り出した。
「地だこ天」とかいうのをいただきます。
こんなの。
そしてジェラードも。デコみかん。
ジェラードのお店は、「サイクルオアシス」にもなっていました。まあ空気入れ貸してくれるだけなんですけど(水やトイレは、何か買わないと使える感じじゃなかったなあ)。
この辺からはもう、写真を撮る余裕もなくなってきています。
サイクリストの聖地も、雨の中じゃねえ。
説明。
伯方島で遅めの昼食。しらす丼。
びしょ濡れなので、食事にも気を使いますね……店の人がでっかいビニール袋を出してくれたので、それ椅子にしいて座る。
ようやく今治です
1日のほとんどを雨の中走ってきたわけですが、まあ、濡れていくと決めてしまえば、雨の中でも走れないわけではありません。この時期ならカッパもなくても大丈夫。水を買うためにコンビニに寄る手間もかかりません。しかし、ブレーキの効きが悪くなって安全マージン下がりますし、それより何より、こんな雨の中走って楽しいかというと……
で、ホテルにチェックインして、後輪が跳ね上げた泥水で泥だらけになった背中の簡易リュックとサドルバックを風呂場で洗って干しつつ、サイクルウェアはコインランドリーで洗濯しつつ、風呂に入って、
近所の飲み屋さんでようやくビール。
カンパチのカマ焼きとか。
刺身盛り合わせとか。
じゃこ天とか。
で、早々に寝てしまって、
翌朝の朝食は今治駅のお店でパニーニ。なかなか当たりであった。
さて、問題は、2日目、自転車で尾道まで戻るか、このまま今治駅から輪行で帰ってしまうかです。一応天気は回復基調にはあるようなので、駅前のホテルに戻り、しばらくうだうだしてからまた外に出てみたのですが…… まだまだ結構降っていたのであきらめて、結局今治駅から輪行で帰りました。
帰りの新幹線で、駅弁。
翌日は洗車しました。汚れているのもさることながら、チェーンの油もすっかり落ちてた。
今回、リベンジに失敗したので、また行かなきゃいけませんねえ。